数字のつく出来事は記憶に残る

2006年07月13日(木)22:00

最近、テレビのニュースなんか見ていると物騒な事件ばかりじゃないっすか。これって実は、最近に始まったことじゃないんですよ。昔から、ニュースによく取り上げられるのは物騒な事件なんですよ。では、なぜ最近特に物騒な事件が多いと思われているのか。それは人の記憶力がよろしくないからなのでは? と思うわけですよ。

人の脳って、どうしても古いことを忘れてしまうんですよ。その上、新しい経験が邪魔をして、当時はものすごく大したことだったのが、年月が経てば大したことだと思えななくなってしまうんですよ。だから、どんなに凶悪な事件でも、数字がつかなければ忘れ去られてしまうんです。2.26 事件とか 9.11 (アメリカ同時多発テロ事件) とか第 2 次世界大戦とか、100 キロババア (都市伝説) とか、5 倍以上のエネルギーゲイン (ガンダム) とか、通常のザクの 3 倍の速さ (シャア専用ザク) とか、数字がつく出来事はインパクトがあるから記憶に残るんです。でも、そうでない事件なんかはすぐに忘れられてしまうんですよ。だから、数字のつかない事件はあたかも最近起きたように取り上げられて、物騒感が漂う。数字に騙されて、ことの重要さをはぐらかされているような気がしてなりません。まあ、マスコミとかどうでもいいんですがね。

ところで、これもどうでもいいようなこと。

人がひとり亡くなるのも、大勢亡くなるのも、どちらも悲しい出来事です。しかし、世の中は大勢亡くなったほうを重要視しがちです。そりゃあ重要ですよ。でも、ひとり亡くなるのは大したことないんですか? 大勢亡くならなきゃ注目されないくらい、命は軽い価値しかないんですか? まあ、どうでもいいんですがね。どうせ命の価値は計り知れないんですから。比べること自体が愚かだということ、改めて知りましたよ。

ではでは。

……結局俺、何書きたかったんだろう (汗)。

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