失われた日本語、失われた日本
2005年06月23日(木)
みなさん、こんにちは。枕元に扇子が欠かせないきょうこのごろです。
きのうは午後から雷を伴う激しい雨降りだったので、林秀彦著の『失われた日本語、失われた日本』をすべて読みました。
日本語には、他のどの国にもない美しい言葉がたくさんあるんです。でも、最近じゃそういう言葉に触れる機会がめっきり減ってしまったんですね。
日本語以外の言語では言い表わせない、日本人だけが持っている言葉の響き、感覚などに気づかされるわけです。「切なさ」や「はかなさ」を日本語以外でなんていうのかな、なんて考えてみたり。
多分、言葉自体が魂を持っている「言霊(ことだま)」なんていうのは日本人にしか理解できないものなんじゃないでしょうか。「一を聞いて十を知る」の「一」が言霊らしいです。「十」の意味を持つ「一」の言葉。なるほど、感心しましたよ。
きょうは敬さんからゲームソフトが届いたので、お借りして楽しませていただきます。