アクセス解析スクリプトを改造

2006年06月04日(日)17:19

以前から、The Room さんの Access Analyzer というスクリプトを使っているのですが、最後に公開されたバージョンが 2002 年の 1 月のものなので、それ以降に登場した新しいブラウザが判別されません。例えば、自分が使っているブラウザ、Firefox が解析結果の一覧に出てこないのです。

そこできのう、スクリプトを少し改造して、FirefoxSleipnir (スレイプニル) など、最近シェアを伸ばしているブラウザを追加してみました。Sleipnir は Internet Explorer で使われているもの (Trident) と Gecko のどちらの描画エンジンにも対応しているため、別々に判別できるようにしました。

ついでに、あまりそれで見る人はいないと思うのですが、PSP も追加しておきましたよ。

で、1 日分のデータを集計してみた結果ですが、やはり IE でのアクセスが 88 % ほどありますね。最近増えてきたのですが、たまに Internet Explorer 7.0 ベータ版でのアクセスもあるようです。俺はまだ、自分のパソコンに IE7 を入れる気にはなれないのですが。いや、入れてもいいんですけど、システムの根幹まで書き替えられちゃいそうな気がして恐ろしいのです。これが Firefox の最新ベータ版なら迷わず入れちゃうんだけどなあ……。

あ、ちなみに Internet Explorer に漏れた 12 % の内訳は、Safari (Mac) が 4 %、Firefox と Opera がそれぞれ 3 % ずつ、残りが携帯電話など他のブラウザからのアクセスといったところです。まだ、ブラウザを仕分けして日が経っていないので、これからどう変わっていくかが楽しみですね。

6 月の風邪と、小さな変化

2006年06月02日(金)22:11

きょうは水無月らしく雨降る日でした。でも、きのう書きましたが、水無月は新暦でいうと 7 月ごろなんですけどね。

どうやら俺は風邪を引いてしまったのかもしれないのです。原因不明の奇病、かもしれません。まあ、いつものことなんで、どうってことないんですが。6 月は初夏ですがなかなか暖かくならないので、気をつけてください。

えっと、コンピュータ関係のお話ですが、FirefoxThunderbird のバージョンが上がっていました。両方ともビルドナンバーがひとつ上がり、1.5.0.3 から 1.5.0 4 に。小さな小さな更新です。

んで、また関係ない話になりますが、きのうからまたたびさんがサイトの更新を再開したようです。とりあえずはおめでとうございます。というわけで、またお邪魔させていただきます。

Skype 2.5 Beta を使っています

2006年05月31日(水)22:12

先日少しだけ触れた Skype ですが、俺は今、バージョン 2.5 のベータ版を入れて使っています。しばらく使っていない間に新しいバージョンが登場していたんですね。ベータ版ですが、新しいソフトはとりあえず試してみる人間なんですよ。Windows Live Messenger もそうですが、ベータが取れて完成版になった姿を、早く見てみたいものです。

さて、5 月もきょうまでで、あしたから 6 月になります。

実は、今月は 1 日もブログを欠かさなかったんですよ。自分の中では偉業を達成した気分です。毎日書いていたということは毎日家にいたというわけで、言ってみれば、夜に遊びに出かけたりしていなかったということです。今月はカラオケとかボウリングとか、行っていないんですよね。そのうち、また行きましょうか、N さん、H さん。

わからないことがあれば Google 先生に

2006年05月30日(火)20:30

PaintBBS0530211835.png 320×240 3K CNET Japan によると、検索サービスの Google の利用者が増えているらしいです。というか、純粋に Google を利用する人が増えているのか、それとも Google を利用する人は検索する回数が多いのか。まあ、どっちでもいいんですけどね。要は Google がたくさん使われている、ってことに変わりはないんですから。

そういえば、サイトのアクセス解析結果を見てみると、このサイトへ検索エンジン経由でやって来る人の Google 利用比率が以前よりも高くなっているんです。なるほど、確かに Google 人口が増えているのかもしれません。一時は来訪者の Yahoo! と Google の利用比率が 9 対 1 なんて時もありましたが、今では 6 対 4 まで上がってきています。このまま上がって、追い抜いてしまってもいいんじゃないですかね。

もともと、Google は企業としてでなく、有志による設立だったりします。情報を検索するための最低限の機能しか持っていませんでした。しかし、最適化された検索の仕組みと、検索ロボットによる強力な情報収集能力により、他の検索エンジンに負けない高速な検索が可能です。

また、特定のスポンサーを持たなかったので広告がなく、初期画面も非常にすっきりしています。その上で、日々新たな機能が追加され、快適さを損なわずに便利になっていくのです。それが、Google の特徴であり、人気の秘密だと思います。

俺もずっと前から Google ばかり使っているんですけど、Yahoo! とかで検索しなくなりますよ。MSN なんて、ほとんど使った記憶がありません。なんていうか、ほとんどの調べ物が事足りちゃうんですよ、Google で。

ちなみに Google の人気は以前からあったので、今さら押し寄せてきた波、というわけではないんです。

悔しいけど、僕はブロガーなんだな

2006年05月28日(日)22:26

カナかな団の首領、Shock-O! さんのサイト AboutWorks.com で見つけた、ブログってナニさという記事から。

某新聞によれば、ブログとは簡易ホームページである、というような書き方がされているらしいです。実際、俺もそのように記述されているのを見たような記憶があります。確かに、ブログはレンタルサービスや、出来合いのツール (CGI など) を使えば割と簡単に構築、運営できます。このサイトも今ではブログ化しているのですが、その運営にかかる手間は以前と変わらず、いや、以前に増して簡単ではないのです。

俺は、Web を始めコンピュータにはコンピュータの書き方があると思っています。紙媒体とは違った書き方です。例えば、全角文字と半角文字の間に空白を入れるとか、そういうこと。ちなみに、そのことについては多少、こだわり恋文の中で言及した記憶があります。読んでいない人は、一度ご覧ください。

えっと、ブログが簡易ホームページと呼べるものであるかどうかですが、俺的には、あまり簡易でないような気がするのです。そりゃあ、人によっては簡易であるかもしれません。でも、それは文章を書くことに慣れていて、なんの抵抗も感じない人だと思います。日ごろからコンピュータで文書を公開することを、少しでも意識している人なら、ブログの記事で HTML のマークづけをしたいと思うのは当然の考えなのです。だから、俺はブログの記事を書くのにかける手間は、ブログでない HTML ファイルを書き上げる手間と、大して変わらないのです。

ブログを書く人をブロガーと呼ぶらしいのですが、その響き、なんだか軽々しく思えて仕方がありません。俺は、ブロガーというのは HTML にさほど詳しくなくとも文章を書くこと自体に熱くなれる人だと、勝手に思っています。実際、自らブロガーを語る人のブログって、大概、Strict じゃあないんですね。思いを伝えることには秀でていても、HTML 的には妥協している、という感じ。もっとも、俺なんかはまったく逆で、思いより先に HTML をとことん作り込んじゃうから、大した内容もない私見をブログとして公開しちゃっている感じなんですが。

ブログを書く人をブロガーと呼んじゃうのならば、俺もブロガーなんですよね? 本当はあまり認めたくないのですが。

俺自身、Web サイトの制作者でこそあれ、ブログの記事だけを書いているわけではないのです。だから、ブロガーだと思いたくないのです。簡易ホームページの作者をやっているわけじゃないんですよ。普通の Web サイトにブログのメンテナンス性を取り入れたってだけで、決して、ジャーナリストを気取ってブロガーに転身したというわけではないのです。そこんとこ、よろしくお願いします。表面上はブログをやっていても、根は、手打ちで HTML を記述する Web サイトの制作者ですから。

えっと……、ブログが簡易ホームページだという考え方、俺は認めたくありません。どのような形であれ、インターネットの Web 上に公開されている Web サイトは、みな平等であり、簡易とか簡易でないとか、区別すること自体が間違いなのですよ。

PHS簡易型携帯電話と訳されてしまうように、日本人は何かと簡易という言葉を使いがち。実際、携帯電話の元になったのが自動車の車載電話なのに対し、PHS の元になったのは家庭電話の子機ですよ。まったく起源の異なるものが、簡易という接頭辞によって、あたかも同一のものから生まれたかのように扱われてしまっているのです。まあ、PHS の場合はピッチとケータイで区別しちゃっても、何も問題のない世の中にはなってきていますが。いまのケータイの電波周波数 (2 GHz) って、ピッチの周波数 (1.9 GHz) に近いですし。

同じく簡易で区別されているのですが、ブログの場合はちょっと違います。もともと Web 上の HTML であることに変わりはないのですが、専用のツールを使っていて、あとは文章を流し込むだけ、という状況がブログは簡易ホームページといわれる由来になっているようです。

ですが、どんなツールを使おうが、手打ちで HTML を書き上げようが、俺はブログを簡易ホームページで括りたくないのです。Web という平等な場所に情報がある限り、それは立派な Web サイト (ホームページ) だろう、と思うのです。

知人から、ブログをやっているんだよという話を聞いて、へー、簡易ホームページか、などと思わないでほしいのです。中には俺のように、ひとつひとつ HTML をマークづけしながら記事を書き上げている人もいること、忘れないでください。

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